ディレクターズコラム
女性ディレクター、ノーパンステテコでロケに挑む
ノーパンではくと気持ちいいというステテコがある。普段着としても使えるよう、デザイン性も考慮して作られた最新鋭のステテコだというが、ノーパンではいて外に出るとどんな世界が待っているのだろうか!?TIMELINEの女性ディレクター(29)が実際に試してみた。
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暑すぎる日本の夏に、救世主現る?
7月の平均気温が今年、過去最高を記録したらしい。気象庁が計測を開始した1898年以降で、これまで最も暑かった年の気温を1.5℃も上回ったそうだ。
どんなに薄着をしても汗が吹き出す、そんな夏を少しでも楽に過ごせそうなアイテムに出会った。それは“ステテコ”。ステテコと言ってもおじさんがはくような真っ白なそれではなく、デザインも可愛いく外ばきにできる上に、なんと男女ともにノーパンで着用が可能なのだ!
ノーパンで着用してください
実際の商品がこちら。手がけているのは「steteco.com」というブランドで、このほかにも独特な柄が目を引くステテコ商品を販売している。
ノーパンではける理由は、股上部分にある。中に「フンドシ」と呼ばれる布が1枚ついていて、これが下着の代わりになるのだ。
「ステテコ、バレたくない」から着想
企画者はsteteco.comの代表・武村さん。従来の白いステテコの肌触りが大好きで毎日ステテコで過ごすようになったという。しかしある時、銭湯など人目のある場所でズボンと重ねて脱ぎ着してバレないようにしていた自分に気づく。「大好きなステテコを恥ずかしいと思うなんて…」と葛藤した末、「堂々と脱げる商品に変えればいいんだ!」と、現在の商品を作るに至ったという。
目を輝かせながら「ノーパンステテコのすゝめ」を語る武村さんをみていると、なんだか私も試してみたくなってきた。
ノーパンでいろいろ試してみた
挑戦① 初級:お風呂上がりにノーパンステテコで寝てみる
夜お風呂に入ったあと、普段は下着を身につけ、寝巻きにしているショートパンツをはくのが夏のマイスタイルだが… 下着なしでこのステテコをはいて寝てみた。
なんだか心地よい。ステテコの生地はさらっとしていて、この生地なら長い丈でも真夏を過ごせる!と率直に思った。そしてフンドシがあることで、下着なしで肌に触れていてもチクチクしたり違和感を感じたりということがない。
ステテコのおかげかは定かではないが、「ああ、なんかいい…」と感じているうちに、あっという間に眠りに落ちていた。ショートパンツだといつの間にか体が冷えてしまい、夜中に布団を掛け直しに起きてしまうことがよくあったが、そういうこともなく朝までぐっすりだった。
そして、下着の締め付けは(女性のピチッとした下着は特に)普段意識していないものの、ある程度のストレスになっているんだな、と初めて認識した。これはノーパンになってみたからこその気づきだった。私はこの快適さにハマってしまったので、それからというものほぼ毎日ノーパンステテコで寝ている。
挑戦② 上級:ノーパンステテコのまま、屋外でロケをしてみる
6月下旬、温泉街での街ブラロケの撮影があった。そこでノーパンステテコのまま、ディレクターとして動いてみることにした。
透ける心配はないが、もしずり落ちてしまったら…と思うと最初はドキドキした。慌ただしく走り回って1日働いたが心配していたような事態にはならなかった。
立っているときはあまり意識することはなかったが、座ったり風が吹いたりして股下に空間ができた瞬間にノーパンだったことを思い出し、心地良くもあり恥ずかしくもある、なんとも言えない感覚になった。
暑い時期は極力パンツスタイルは避けてスカートばかり選んで着ていたが、久々にはいたパンツにも「やっぱ暑いな、蒸れるな」と感じず過ごせたのはステテコだったからかもしれない。スカートに慣れていると、下着+スカートの方が風通しがよく感じるので、屋外での違いをより感じるのは女性より男性なんだろうなとも考えた。
今回屋外で着てみて感動したのは、使用感以上に見た目の良さだった。
ワイドパンツのように着ることができ、質感も夏らしい軽い見た目だったので、ステテコなのになんだかおしゃれに見える。(現場で一緒だったスタイリストさんにも好評だった。)
私は身長156cmなのでMがジャストサイズだが、今回Lサイズをはいてみた。ずり落ちてくることはないので、部屋ならそのままでOK!リラックス着として使う場合は、ワンサイズ大きくてもいいかもしれない。写真のようにワイドパンツっぽくはきたい人は、Lサイズを選んでウエストを詰めてはくのが個人的にはおすすめだ。
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