ニシエヒガシエ
古民家でととのう休日
【鹿嶋編】
俳優・東啓介がカメラ片手に各地を旅するこの企画。今回訪れたのは、鹿島神宮やサッカーの「鹿島アントラーズ」などで知られる茨城県鹿嶋市。この旅一番の目的は古民家に泊まってみること。鹿嶋の魅力を存分に味わいながら休日を過ごす。
CONTENTS
撮らずにはいられない!写真映えスポットが豊富
旅のスタートは、日本最大の水上鳥居で鹿嶋市のシンボルでもある、鹿島神宮・西の一之鳥居。まずは荘厳な鳥居をゆっくり撮影…かと思いきや、東にはどうしても撮りたいスポットがあり、さらに撮影できる時間も限られているという。鳥居の撮影は早々に切り上げ、足早に次の場所へと向かう。
やってきたのは、JR鹿島線の北浦橋梁。鹿嶋市に面する湖・北浦にかかる全長1236mの鉄道橋で、電車が水面を走っているかのような幻想的な写真が撮れるという。そのタイミングは1時間に1本程度。果たして東は決定的瞬間をカメラに収めることはできたのか!?
鹿嶋の魅力を五感で堪能
実は名物!あの魚を味わい尽くす
続いては鹿島神宮のすぐ近くにある食事処「鈴章」へ。ここで味わえるのはナマズ料理。ナマズはこの地域にとって、実はとても馴染み深い魚。鹿島神宮には「要石」という地中まで埋まった石があり、これが土の中に住む巨大なナマズの頭を押さえ込んでいるとされている。江戸時代、地震が多かった鹿嶋では、巨大なナマズが地中に住みつき暴れていると考えられていたのだ。このいわれにちなんで、鈴章ではナマズの薄造りに天ぷら、蒲焼、寿司といった様々なナマズ料理を提供している。初めて食べる味と食感を、東がとことんリポートする!
マイナスイオンでリフレッシュ
昼食後に訪れたのは、関東屈指のパワースポットと言われている鹿島神宮。森に囲まれた境内はマイナスイオンが溢れ、深呼吸をすれば心も体もリフレッシュできそうだ。国歌「君が代」の歌詞に出てくる「さざれ石」や神秘的な「御手洗池(みたらしいけ)」など、東の撮影意欲を掻き立てるスポットも盛りだくさん。
古民家に泊まってみる
この旅の一番の目的は、古民家に宿泊すること。訪ねたのは「重庵」という古民家をリノベーションした宿。地元で土木・建築業を営む小澤潤さんが、地域の社会問題となっている空き家を人が集まる場所にしたいと手がけたもので、大きな梁(はり)や土間といった古民家ならではの良さを体感することができる。非日常のロケーションに、自然と心がほぐれていく。
鹿嶋の食材に舌鼓 絶品BBQ
夕飯は地元の食材をふんだんに使ったBBQ。茨城県産の常陸牛のステーキに、鹿嶋特産のハマグリやタコといった海の幸、おまけに生ビールのサーバー付きだ。テーブルを彩る豪華なラインナップに、東も大興奮!でも、重庵の魅力はこれだけではない。
“ととのう”体験も
お腹を満たした東を待ち構えていたのは、なんとプライベートサウナ。重庵ではストーブの火入れから体験することができ、薪の量で温度調整も可能だ。植物の香りを移したアロマウォーターを熱した石にかければ「セルフロウリュ」も楽しむことができる。しっかり汗をかいたら、海風が吹く星空の下で外気浴。思う存分休日を満喫した東なのであった。
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