きょうのロケ飯【築地編】早朝なら人気店も並ばず食べられる!

ディレクターズコラム


きょうのロケ飯【築地編】早朝なら人気店も並ばず食べられる!

取材中にスタッフがその街を一日、いや数日歩き回って出会った名店を紹介します。市場移転後の築地はどんな様子なのか…食べたいものが無限にある場外市場を撮影しながら検討を重ね(全て食べる予算はない)、取材最終日に選んだ朝ごはん&スイーツとは?


TIMELINE編集部

編集部ディレクターによるコラムをお届けします。


築地場外市場の今

2018年、築地市場は83年の歴史に幕を下ろし豊洲へと移転したが、「築地場外市場」には現在も多くの小売店や飲食店が軒を連ねている。古くから店を構える人たちに話を聞くと、かつてはプロたちのみが仕入れにやってくる市場だったが、ここ十数年で急速に観光地化しているのだとか。外国人観光客の数もコロナ以前の勢いに戻り、平日でも午前9時にはごった返しているため、人気店に入るには数十人待ちなんてことも…。

ということで、今回取材班は早朝取材の機会に人気店のグルメを並ばず堪能した。

並びたくなければ早朝を狙え!朝から食べたいパスタ&スイーツ

太麺がモッチモチ!田所食品の魚卵たっぷりパスタ

お昼時の様子

この地に店を構えて57年、魚卵専門店「田所食品」。明太子やいくらを使ったパスタ・お茶漬けなどが楽しめるイートインが人気で、店の前には列ができていることもしばしば。6:00から営業しているので、開店と同時に行ってみたら待ち時間ゼロだった!

開店直後の午前6時ごろの様子

注文したのはあぶり明太子のっけ明太子パスタ(¥850)、鮭といくらの親子パスタ(¥1,100)。みぞれが降り気温は1℃という寒い朝だったので、パスタを注文すると付いてくるお出汁が体に染み渡った…。

あぶり明太子のっけ明太子パスタ(¥850)
鮭といくらの親子パスタ(¥1,100)

パスタは太麺でモッチモチ、魚卵のしっかりした塩っ気と相性が抜群だった。和風味というよりはバターが効いていて和洋折衷!というお味。このお値段でこの具の量はとてもお得なので、丼もの以外で築地の海の幸を楽しみたい方はぜひ!

【営業時間】 6:00~14:00

築地は青果も…いちご専門店「そらつき」

ひときわ目を引くいちごの看板。場外市場2箇所に販売店を構える「そらつき」には今が旬のイチゴを使ったスイーツの数々が…!
築地は海鮮のイメージが強いが、お肉や青果も美味しいもの揃い。そんな一面も知って欲しいと、2015年にオープンしたのだそう。

白いちご大福¥800、いちご大福(こし餡)¥400、いちご飴¥500

絶対手に取りたくなるビジュアルのいちご飴と、通常はほぼ贈答用としてしか出回らない超高級いちご「白いちご」を使った期間限定の大福をデザートにいただいた。ここで味わえるいちごはとにかくみずみずしさがすごい!(果汁が口から溢れそうになるほど)
年中いちごスイーツが味わえるので、暖かくなったらソフトクリームも食べに行ってみたい。

【営業時間】7:00~15:00

ちなみに今回制作した番組 ※こっちが本題です

取材班の真の目的は「この町にずっと住み続けている人」つまり「先住民」を探し出し、町の真の姿を探ること!約90年の歴史を持つ築地場外市場、「観光地・築地」以前の姿はどんなものだったのか?

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