きょうのロケ飯【押上編】ソラマチの外には下町の名店がずらり

ディレクターズコラム


きょうのロケ飯【押上編】ソラマチの外には下町の名店がずらり

取材中にスタッフがその街を一日、いや数日歩き回って出会った名店を紹介します。押上はソラマチから少し歩くだけで、素敵なお店がたくさんありました。


TIMELINE編集部

編集部ディレクターによるコラムをお届けします。


押上ってどんな街?

東京スカイツリーの町として知られる墨田区押上。地下鉄半蔵門線などが直結する商業施設「ソラマチ」には300もの店舗が入っていて、平日でもとても賑わっている。

一方、押上は昔から下町として栄えたエリアでもある。スカイツリーを少し離れると、閑静な住宅街が広がり、駅やソラマチのごった返しかたが嘘のよう!下町の古き良き雰囲気が漂う飲食店や商店、銭湯なんかもたくさんあって面白い。最近はおしゃれなカフェも増えている。土地が平坦なのでお散歩にももってこいの場所だ。

美味しかったロケ飯3選(おやつも含む)

生パスタとクラフトビールの店「ハート&ハート」

押上駅から歩いて7分くらい、住宅地で派手な看板を見つけた。テイクアウトの窓口に次から次へと人が来る…気になって入ってみた。
メニューはざっと数えただけでも100種類以上!こちらの一覧表以外に季節ごとのパスタなんかもあるようで、店内のカウンター上にその時々のメニューが張り出されていた。

店長が20年以上構想と研究を繰り返して編み出した「これだ!」という味があると聞き、注文した。それが「本枯節の梅しそペペロンチーノ」。

他のメニューも魅力的だったが、取材班3人中3人が同じものを頼んだ。そして一口食べて全員で拍手をした。それくらいに美味しい!予想よりもガツンと梅の味と香りが効いていて、梅好きにはたまらない。とにかく一度食べてほしい味だ。(飲める方は、クラフトビールも一緒に注文するのがおすすめ。進みます。)

本枯節の梅しそペペロンチーノ/ランチセット¥1,480(2024年2月時点)

病みつきになるぬれ煎餅「みりん堂」

おしなり商店街にある歴史あるお煎餅やさん。絶対手に取ってほしいのが「ぬれせん」だ。
ぬれせんには普通の醤油味、濃口、薄口、焼海苔、ざらめがあり、私は薄口以外の味を食べてみたが、特におすすめしたいのが「ざらめ」だ!(3枚買ったのにその日のうちになくなり、すぐに買い足しにいったほどハマった。)

ざらめつきのお煎餅というのはよくあるが、ぬれせん×ざらめは一味違う!!
カリッとしたお煎餅よりも、ぬれせんのもっちりした生地の方がざらめの食感を際立たせてくれて、癖になる。絶対たくさん食べたくなる味なので、思っているよりも数枚多く買っておくと後悔しないかもしれない。

絶対行ってみたい「かめぱん」新業態

取材中に出会った「かめパンカフェ」。2024年1月にオープンしたばかりだが、休日には店の前に列ができていた!「巷で人気の老舗ベーカリー『かめぱん』のパンとサラダが、”下町のお値打ち価格”で食べ放題ですよ」と店員のお兄さん。

この日はお値打ち価格がいくらか聞くのを忘れたし行く時間もなかったが、のちにインスタを見ていたら、ディナーメニューにパン&サラダ食べ放題で¥780との表記が…。絶対行ってみる。(行ったら情報更新します)

ちなみに今回制作した番組 ※こっちが本題です

取材班の真の目的は「この町にずっと住み続けている人」つまり「先住民」を探し出し、町の真の姿を探ること!(そして最後には先住民の「オサ=トップ」的な人に辿り着くことがミッションだ。)

押上編では、最初に見つけた先住民が独自の言語を持っていたり(?)、やばそうなカレー屋に潜入したり…実はスカイツリーにも覇権争いがあったりなかったり!?ぜひご覧ください。

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