僕が長年愛用しているだけのもの ではあるなと思いました。

松重見聞録


僕が長年愛用しているだけのもの ではあるなと思いました。

今回の行き先は、大分県国東市。松重本人も長く愛用しているステテコの製造工場を訪問し、その快適さを生み出す生地の秘密と縫製技術を目の当たりにする。さらに、この夏イチオシの商品として“ノーパンではけるステテコ”が完成したというが、その使用感とはー?


松重見聞録ダイジェスト

特集「松重見聞録」の動画の見どころをご紹介します。


外でもはける?現代的で可愛いステテコ

ステテコと聞くと、おじさんがズボンの下にはく『白色の下ばき』を想像する人が多いかもしれない。しかし、大分県国東市の工場では、柄もデザインも現代的にアレンジされたカラフルなステテコが作られている。その名も「steteco.com(ステテコドットコム)」。松重本人も街で見つけて購入して以来長く愛用していて、その着心地の良さに「夏はこれがないと寝られなくなっちゃう」と話すほどだ。

銭湯で正々堂々と脱ぎたかった….

商品を企画したのは、祖父の代からインナー製品を作り続けてきたという武村桂佑さん。代表商品だった下穿き用の白いステテコの心地良さに魅了され、毎日のようにははいて過ごしていたが、銭湯など人目のある場所ではズボンと重ねて“人に見られないように”ステテコを脱いでいる自分に気づいたという。「おしゃれなステテコがあれば、自分も正々堂々と脱げるはずだ。」そう一念発起し、商品を手がけ始めた。

steteco.com代表・武村桂佑さん

やみつきになる「ちぢみ」の肌触り

ステテコの快適さの秘密は、江戸時代から滋賀県の琵琶湖のほとりでのみ作られている「高島ちぢみ」という生地。表面に細かな凹凸ができる独自の製法によって、通気性の良さや優れた吸汗性・速乾性という特徴が生まれ、松重も愛してやまないサラッと快適な着心地につながるのだという。

織りたてのちぢみ生地をお湯にさらすと、ある変化がー。

工場に潜入。ミシン縫製にも挑戦!?

通常の4倍の工程をかけて

工場では1日に3500枚もの肌着やステテコが手作業で縫われている。中でもステテコは、肌あたりがよくなるようにとオリジナルのミシンで丁寧に縫製され、直接肌に触れるウエスト部分は通常の4倍もの工程をかけて作られている。


ステテコの股下を縫ってみる

工場長に誘われ、松重もミシンでステテコを縫ってみることに。熟練のスタッフは目にも止まらぬ速さでミシンを扱い、ものの数秒で股下部分を縫い終えてしまうが…松重の縫製スキルはいかにー?


新商品はノーパンで!

この日、製造真っ只中だったのはこの夏一押しだという新商品。このステテコにはフンドシ型の内布がついていて、下着なしではけるのだという。

実はこの時、どちらか一方はノーパンでステテコをはいている。

おんせん県おおいたも満喫

大分県といえば「温泉」。お湯をかけてお参りする地蔵に健康を祈願したり、温泉の蒸気で食材を蒸す「地獄蒸し」を堪能したり。別府市の鉄輪(かんなわ)温泉街を新ステテコで散策する。

湯かけ上人像。像を自分の体に見立てて、調子の悪い部分にお湯を掛けながらお参りするといいという。

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